私は鳥が大好きです。
すずめはもちろん鳩も好きですよ!
鳩の歩き方って可愛いですよね。
おしりをふりふりしちゃっている所が個人的に好きです(笑)
鳩の足跡もなかなか可愛いです!←
小学生の時は、鳥の図鑑をぼろぼろになるまで読んでいました。
男の子が鳥の雛を拾ってしまって私の家に持ってくるくらい、鳥好きで有名でした。
あ、鳥の雛は拾ってはいけませんよ!近くに親鳥がいますから!
さて、そろそろ本題に入りたいと思います。
文鳥について紹介します。
小鳥って、主にインコが人気だと思いますが、文鳥のことも知ってください♡
写真は私の愛鳥の白文鳥のぴーちゃんです。
文鳥のルーツ
文鳥を英語にするとJava Sparrow と言います。ジャワのスズメ?ジャワという言葉をどこかで聞いたことがある気がしませんか?インドネシアのジャワ島です。またリゾート地として有名なバリ島も文鳥の故郷です。
現在文鳥は飼い鳥として世界中で繁殖されていてペットショップで見ることができます。しかし、野生の文鳥は捕獲や農薬によって減ってしまっているそうです。野生の文鳥は木々が多くの車の往来が激しい住宅地にわずかながら生息しているとのことです。残念ながら巣が見つかってしまえば売買の為に捕獲されてしまいます。文鳥の別名はテンプルバードです。寺院鳥と呼ばれるだけあって、彼らは屋根の高い大きな寺院に巣を作る習性があります。ちなみに、1997年には文鳥の保護を目的にワシントン条約で輸出入の規制対象動物となりました。
意外な事実ですが、文鳥はハワイでも見ることができます。19世紀頃にハワイは海外からの観光客の誘致を目的に楽園らしい風景を創り上げる為にインドネシアからたくさんの文鳥を導入しました。オアフ島が中心だったといわれています。それをきっかけに文鳥たちは生息地を広げ島々で見ることができるようになりました。故郷であるインドネシアでは野生の文鳥を見ることが難しいですが、ハワイでは容易にみることができます。ハワイでは法律が厳しい為、小鳥を捕獲する人がいないからです。午前10時までなら駐車場やテラス、庭、公園で出会うことができるでしょう。
甘えん坊文鳥の愛情いっぱい魅力
私たちのことを愛してくれる文鳥の性格は、気が強くて気分屋です。ですが、とっても甘えん坊です。
言葉は覚えて話すことはできませんが、名前を読んだら、返事をしてくれたりします。犬のようにかわいがりたいけど、できない。そんなあなたの願いを叶えてくれるのが文鳥です。
例えば、
- 飼い主が外出の準備をしていたら、さみしがってなきます。
- 帰宅時には喜んで鳴きます。
- ケージから出すとずっとそばにいてくれます。手の中で寝てくれます。
- ケージに入った後もっと遊びたいとずっと大騒ぎすることはありません。お互いの時間をちゃんと大事にすることができます。
- オスと一緒に暮らすと、素敵なさえずりを聞かせてくれます。
メスはさえずりをしませんが、返事をしてくれたり、お話ししてくれたりします。
眠くてうとうとするぴーちゃん。鳥も寝るときは目を瞑るんですよ~~^^もふもふでお餅みたいでしょう(笑)
ごはんをもぐもぐするぴーちゃん。
ぴーちゃんは好きなものから食べるから、いつも嫌いな実ばかり残ります(笑)グルメだから、葉っぱはキャベツやレタス、ホウレン草、小松菜も食べます←
ぴーちゃんは葉っぱの部分よりも茎のしゃきしゃきした触感が好きのようです。
文鳥の雛の飼育から成長
文鳥を飼うと決めたら、どの時期の文鳥を飼うか考えましょう。
初心者には、手乗り文鳥になっている文鳥を選ぶのをオススメします。
雛の時期から育てるのは難しいですが、育てるとより文鳥はなつきます。
(生後3週間くらいです。)
文鳥雛の餌のあげかた
親鳥は居ませんから、私たちが代わりに親になってエサをあげます。
エサの回数は1日3~4回です。朝、昼、夕方と寝かせる前です。ムキアワを水に食べさせるときはよくゆすいで容器ごと熱めの湯に浮かべ湯煎して温めます。(小鳥の体温に近く)指を入れながら40度くらいまでにします。
直接ムキアワに熱湯を入れてはいけません。そして、栄養剤(カルシウム等)と青菜を入れて一緒に混ぜます。スポイトで口が開かなくなるまで食べさせます。
ご飯の時間だと分かるので、お腹すいたよ~!と騒がしく鳴き口を大きく開けて待っています(*´ω`*)上手に口の中にスポイトを入れてご飯をあげます。意外とうまく口の中に入って、食べてくれます。
喉の左右にあるエサ袋が膨らみます!どれくらいか分かりますね^^
エサ袋にたくさんたまったな~と思ったころにお腹いっぱいになるので分かりやすいです。
お腹いっぱいになると、エサが欲しいと鳴かなくなりエサから遠ざかっていきます。そして眠くなってしまいます。
文鳥雛のひとり餌のおすすめ時期
文鳥がひとり餌になるのは、通常生後30日から45日くらいまでの間です。
50日頃から成鳥羽への換羽が始まるので、それまでにはひとり餌になって欲しい時期です。しかし、今まで餌をもらって食べていたのでなかなかひとりで上手に食べれるとは限りません。お箸の使い方を私たちが練習したように、文鳥もくちばしの使い方の練習をします~。
マスカゴの中にあわ玉や殻つき餌、あわ穂などをおもちゃとしていれておきましょう。入れ物に入れるよりも、足下に転がしておくと興味を持ちます!真っ暗だと気付きにくいので、一か所少し開けて置いてみたり、マスカゴを覆っている布をプチシートに変えてみるのも良いかもしれないです。
換羽終了、初飛行、初水浴びを体験した頃にひとり餌になっていると文鳥にとって自然なタイミングみたいです。
なかなかひとり餌にならず、一か月以上経ってしまった、 練習させなかった、練習させようとしたけどなかなか拾わない・・・・。
そんな時は、お湯につけていないあわ玉をさし餌をねだって口をあけているくちばしの中に3粒ぐらい落とします。気付いた文鳥は口を閉じてもごもごと何かを食べようとして努力すると思います。毎回こうすることでだんだんと自分で拾って食べるようになるそうです。
手乗り文鳥にするには?
手乗り文鳥って本当に可愛いです。
手の中で幸せそうに眠ったり、一緒に遊んだり・・・♡
ちゃんと学習期間に練習すれば手乗り文鳥にするのは難しくありません!
生後30日から4ヶ月くらい(飛び始めてから成長羽への換羽が終わるまで)が大事な時期です。この時期はひとりで生きていくための基本的な技術を学ぶ期間です。
文鳥にとっては、生後30日までは飼い主はただの親です。しかし、生後30日後からは文鳥が選ぶ大切なパートナーです。文鳥に選ばれてもらえれば、手乗り文鳥になります。
成長羽へ換羽が終了してしまう頃に、文鳥の好き嫌いが決まるそうです。つまり、それまでに好きになってくれたものはずっと好きですし、怖かったものはずっと嫌いになる傾向があります。この時期までに好きになってもらえれば、仕事が忙しくて1週間遊べられない日が続いても文鳥はあなたのことを信じて待っていてくれます♡
好きを伝えよう!
手乗り文鳥にするには、文鳥にしつけをするのではなくて、飼い主が文鳥に気に入られることで成立する関係です。
- 名前を呼んだら飛んでくる
- どこかにいこうとすると必死についてくる
これは、ペアで行動する文鳥にとっては自然な当たり前の姿です。
文鳥は一緒にいて自分がリラックスできる相手が大好きです。
文鳥に話しかけよう!
例えば・・・
- 朝文鳥を起こしたらおはよう!
- 会社や学校から帰ってきたらただいま!
文鳥の顔をみて言いましょう^^
「会えてよかった」
という気持ちを共有することが文鳥が強く求めるコミニュケーションです。
礼儀正しくしよう!
水や餌を替えるときは、無言でするのではなく、了解を得るような気持ちで話しかけながらやりましょう。仲の良い文鳥のペアほど、礼儀正しい行動をとっているそうです。自分が移動したいときは、突然パッと移動するのではなく、
相手が邪魔なときは動くまで待っていたり、くちばしで背中を軽くつついて控えめに意思を伝えるそうです。
こんな感じで文鳥のことを大切に家族のように接してあげれば良きパートナーになれると思います!
文鳥ごとに性格もペースも違うので焦り過ぎずに育てましょう!
もっと知りたい!と思った方は本がたくさん出ているので購入して参考にしてみてください^^
今回の参考文献は、『小動物ビギナーズガイド 文鳥』です。
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